11月6日

 郡PTAの研修会があり、講演会でカウンセラーの柿澤一二美生生のお話をお聞きしました。講演の中でいくつかのワークがありましたが、その中にどんな時に自分は「喜ぶ」「怒る」「悲しくなる」「楽しくなる」のか、それぞれ具体的な場面を考えて「私の取扱説明書」をつくるというものがあったんだけれど…これが意外に書けない。自分には喜怒哀楽がないんだろうかと軽くへこみつつ、それでも何とかひねり出したものを見ながら思ったことは、結局自分も自分一人だけでそんな気持ちにはならないということ。必ず相手がいて、その相手に言われたことに自分の気持ちは左右されてるんだな。
 たぶん「怒る」とか「悲しくなる」ことなんてしたくないし、そんな気持ちにはなりたくないと思っているのはみんな一緒だよね。できれば「喜ぶ」ことや「楽しくなる」ことが多い方が幸せだもんね。でもそうならないのが人間だから、できるなら、相手に「今のあなたの気持ち、わかるよ」ということを伝えることができて、その相手と一緒に生きていける人でありたいな…そんなことを考えていたら、その間に先生がお話ししてくれたことが、ほとんど頭に入っていませんでした。柿澤先生、スイマセン!

2020年11月06日